小出麻裟個展 ペン画
(2009年7月1日〜6日)[ギャラリー同潤会]
知人の小出麻裟さんの個展へ伺ってきました。

場所は表参道のギャラリー同潤会。
同潤会アパート再生棟2階です。
現在は表参道ヒルズの青山側にひっそりと小規模な建物として残っていますが、元々はこの地を代表する建物だったそうです。

作品はペンのみで描かれたものと、着彩されているものがあり、どちらも、他の作家には描けない純粋な個性によるものであります。
そして、これらの作品は理論や思考では到底理解及ばない、感覚的な『何か』を感じさせてくれます。
作品自体は小さいのですが、その一つ一つのパワーと量に圧倒されました。

去年の夏に12人会の展示でご一緒しましたが、そのときの作品から、更に進化しておられる印象を受けました。
と言うのも、去年の作品は全体的に臓器のイメージが強かったのですが、今回はそこからまた肉体の本質に迫った細胞のイメージへと変化していました。
これはご本人も意識せずに、自然にこういった進化を遂げていたそうです。
細胞を超えた先で、今度はどのような変化をされるのか、とても楽しみです。

展示は7月6日までです。

関連リンク
小出麻裟 - 内なる声に導かれペンと遊ぶ -
12人会

2009-07-02 Thu 19:58


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